ゆるこじさんとの宴 in 松江

2022年11月6日日曜日 23:17
ゆるこじさんは、「古事記をゆるく学ぼう」を掲げ、KADOKAWA出版の『ラノベ古事記』の朗読を中心に活動されているユニット。ぴよさん・K1けーいちさん・7子ななこさんの3名で構成される。ぴよさんとK1さんは、コミュニティ放送局エフエムいずものパーソナリティでもある。朗読といっても、可愛らしい絵が付いて音楽が付いてと、かなりアニメっぽい。また、神社など古事記ゆかりの地を巡る動画も配信されている。神話や神さまをテーマに、時には大いに脱線したりしつつ、わちゃわちゃトークを繰り広げる、とっても楽しくて素敵な御三方なのだ。
僕はTwitterなどでいつも仲良くさせていただいているし、嫁も動画を通じて親しんでいる。せっかく島根に行くのなら、ゆるこじさんたちにお会いしたい。何なら主目的にしたい。そこでぴよさんにご相談したところ、ご快諾いただいたの!日程をすり合わせて、旅行初日に最大のハイライトを迎えることに!

さてさて、粟島神社参拝を終えたところで、そろそろ休憩したい。元の予定に戻って、島根県立美術館へ行こう。山陰道から国道9号を経由して、美術館の駐車場へ。地下道を歩いて袖師の交差点をくぐり、入口へと向かった。どうせ満車だろうと諦めていたロータリー内駐車スペースに空きがあるのを見つけて、そんなことなら先にこちらに行けば良かったなと。

島根県立美術館は、松江市にある美術館。ガラス張りのロビーから宍道湖に沈む夕陽を観賞できるのが特徴で、年中通して日没後30分までは閉館しないほど。
散策は後にして、まずは『湖畔のレストラン RACINEラシヌ』でひと息。嫁はコーヒー、僕は出雲生姜じんじゃエール。神社とジンジャーをかけているなんて、ベタだけど好き。窓越しに、湖岸で憩う人たちを眺めながら、落ち着いた時間を過ごせた。


美術館周辺には、8作品の屋外彫刻が設置されている。特に『宍道湖うさぎ』は象徴的存在。宍道湖に向かっていく姿が、なんとも愛らしい。
気の向くままにぶらぶらして、犬の散歩や釣りをしている人とすれ違って、階段に座り込んで湖に映る太陽を見て。何をしたわけでもないけど、ここは居心地が良いなぁ。嫁も気に入っていた。

待ち合わせがあるので、日没までぼんやりしていられない。スーパーホテル島根・松江駅前で駐車場の定期券を借りて、提携駐車場に車を置いたら、チェックイン。身支度を整えて、約束の時間を待った。

連絡を受けて、ホテル前でぴよさん、7子さんと落ち合った。はじめましての挨拶もそこそこに、お店へ向かう。道すがら、比婆山に登ったことをお話ししたり。K1さんとはお店の前で合流。


連れて行っていただいたお店は、『海鮮・炉端焼き 漁師小屋「麦穂」』。しかも2階の個室。思う存分はしゃげるじゃないか!
改めて、それぞれ自己紹介。おしゃべりしたいことならいくらでもあるのに、なかなか言葉が見つからない。そこへ嫁が助け船、気の利いた質問をゆるこじさんたちに振ってくれて、見事にファシリテートしてくれた。いてくれて良かったぁ。
オフ会って毎回そうなんだけど、ネットでの印象とまったく同じなんだよね、実際にお会いしても。ましてや、ゆるこじさんは動画などでお声に聴き馴染んでいるから、余計に。ぴよさんは元気いっぱいで話題の引き出しが豊富だし、7子さんは気遣いが細やかだし、K1さんは真面目なのに面白いし。そして全員イケボ!語りだしたらキリが無いからやめておくけど、皆さんとってもチャーミング!
それと特筆したいのが、名物料理の数々。鯖しゃぶに赤天、のどぐろの炙りなど、どれも絶品!酒どころ島根の地酒も、豊の秋の「花かんざし」、李白の「やまたのおろち」、裏月山、超王祿と、これまた旨い!ジモティーの確かな舌によるチョイスは、どれも外さなかった。島根、美味しいものがこんなにたくさんあるんだね!
いつも聴いていた、御三方のわちゃわちゃトークが目の前で繰り広げられるだけでなく、そこへ自分も参加できちゃう!なんて幸せなひととき……!楽しい時間というのは、本当にあっという間に過ぎてゆくもの。ご都合で7子さんの途中退出がありつつも、4時間に渡りお話に花が咲いた。閉店までゆっくり過ごさせてくださった、お店の方にも感謝。ぴよさんとK1さんにホテルまで送っていただいて、お別れ。最初から最後まで、メチャメチャおもてなされてしまった。

部屋に戻ってからも、しばらく夢見心地……ゆるこじさんたちがますます好きになったし、僕たちの知らない島根の魅力をいっぱい教えてもらった。
ぴよさん、7子さん、K1さん、重ね重ねありがとうございました!これからも応援しています!

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