勾玉としまねっこ号とホテルと
2016年2月18日木曜日
18:32
出雲大社を参拝し、出雲古代歴史博物館で気になる展示品を撮影してと、やりたいことをやり切った時点で、予定の電車の時刻まで少し余裕があった。せっかくなので、神門通りを散策してみる。すると、次の日以降に行くつもりだった『いずもまがたまの里伝承館』の、直営店を発見。これは都合が良いと、その『たまゆら出雲大社店』に立ち寄ることにした。勾玉の現物を見て、気に入ったら購入したかったのだ。
貴重な天然石めのうを職人の手により磨き上げられた勾玉は、さすがに高額。だけど、粒の小さな物なら無理なく買えそう。嫁がビーズアクセサリー製作できるから、その素材になるだろうし。
というワケで、僕は青めのう、嫁はロードクロサイトの勾玉を選んだ。ブレスレットにしてもらおうかな。
ホテルを取った出雲市駅方面までは、再び一畑電車で。
川跡駅での乗り換えの際、宍道湖温泉方面の車両ではあったものの、島根県のゆるキャラしまねっこをラッピングした『しまねっこ号』が停まってた!乗りたかったけど、スケジュール的に無理があったから諦めてたんだよね~。乗車こそ叶わなかったけど、まさかこの目で見るチャンスがあるなんて。可愛いよ、しまねっこ。
僕らが乗り換えた車両は車両で観光仕様になってた。車内に木質化改造が施されてる。元は京王電鉄5000系の車両らしい。二人分の半個室席で、木製のテーブル付。短い時間だったけど、楽しく過ごせたよ。
色々ツイてるな。
電鉄出雲市駅に着いたら、JR出雲市駅のコインロッカーから荷物を取り出し、駅の南側にあるスーパーホテル出雲駅前店へ。
以前同系列のホテルを利用して、コスパが高いと感じたので、今回の旅行にも組み込んでみた。必要最小限、だけど丁寧な接客、清潔な部屋。
それは今回も期待に応えてくれた。スーパーホテルのこの安定感は素晴らしい。あの価格でどうやったらあのレベルのサービスを提供できるのやら。
特に、朝食会場にいた女性スタッフの心配りには感動した。朝食会場が結構混んでたため、おそらくなるべく使わないようにしてると思われる、隅のほうのテーブルに僕らは通された。というのも、すぐ横がスタッフさんがトレイを片付けたりする場所だからだ。チェックアウトでホテルを出ようとしたときに偶然その時の女性スタッフに会って、その際、朝食の時バタバタする席で申し訳なかった旨を、心底申し訳なさそうな表情をして謝ってくれた。ああ、そんなことまで気にしてくれてたんだ、って思うとスゴいなと。一泊二人で1万円もしないビジネスホテルとは、到底思えない。
時間が前後するけど、ホテルにチェックインしてから商店街に繰り出し、居酒屋で美味しいものを食べて飲んで、出雲での充実した一日が終わった。
書きたいことがホントにたくさんあった。それほど中身の濃い一日だったんだなぁ。