バスツアー最後の目的地は『Moanalua Gardens（モアナルア・ガーデン）』。「この木なんの木」のほうが通りが良い、日立の樹がある公園だ。
ここを訪れることが、このツアーに参加した最大の目的。


「この木なんの木」はネムノキの一種で『monkeypod』というらしい。
で、このネムノキ、ハワイではありふれた木みたいで、そこいら中に生えてる。たとえばこの、前日にトロリーバスから撮った街の何気ない風景にも、たくさんネムノキが写ってる。
それはこの公園内でも例外ではなく、ガイドのオジサンに教えてもらってなければ、どれが「この木なんの木」か見分けがつかなかっただろうσ(^-^;)


記念撮影して、めでたく目的達成。
この目で見てみたかっただけといえば、それまでなんだけど（笑


珍しくもなんともない種類の木かも知れないけど、現地に行って体感できたことがある。
それはこの木の幹が物凄く大きいということ。ここまで立派なのは、そうそう生えてない。遮る物の無い広々とした公園で、手入れされていればこそ。


それにしてもこの公園、個人の所有地だとか。とんでもない資産家なんだろな。
そこを一般に開放して、土産物屋まで建てて。
「この木なんの木」のＴシャツは権利の問題で、ここでしか売ってないそうだ。買わないけど。

帰路の途中オジサンが、「そこにあるのもこの木なんの木、あっちにあるのもこの木なんの木ですよ～。ハワイではどこにでもあるありふれた木なんですよ～」と、それはそれはくどいほど言ってた。「日本人はなぜかあの木を有り難がるんですよね～。不思議ですね～」
んなことは、ハワイに着いて少し歩けば、誰だって気づくっての。やたらしつこかったけど、ウケると思ってんのかな。
行きから帰りまで、既知のことを繰り返し聞かされると、ちょっとイラッとするね。聞かずに無視してしまえば、もう気にならなかったから、まぁ良し。

ガイドの質を抜きにしても、このコースは別に参加しなくて良かったな～。
『モアナルア・ガーデン』に行くだけなら、他に手はあるし。