6日目~ホテル内探索
2013年1月18日金曜日
23:59
旅行最終日。お昼前には空港に向かわなければならないから、午前中を有効活用したい。
ということで、リンちゃんの希望も取り入れ、ホテル内を探索したり、記録がてらあちこち写真に収めて回った。
別の日に撮った物も交えながら、振り返ってみよう。
朝食は『Luana』を再び利用。結局2回しか使わなかったけど、重宝したよ。
4日目に行ったときは暗くてわかりにくかった、『ザ・ビーチ・バー』を明るいうちに確認。
その奥のプライベートビーチは、まさにハワイって感じ。
5日目の記念撮影で、順番待ちしてたときに見て、趣があるなと思った、バニヤンウイング2階に続く階段。
エントランス。この2階で写真撮ってもらった。
バニヤンウイング6階のラナイ。ホント雰囲気あるよね。
くまなくうろうろしてたら見つけた、6階の端の扉を開けたら、建物の間から、ビーチが見えた。
どこを撮っても絵になる。
ホテルの中にはいくつかショップもある。
モアナサーフライダーオリジナルグッズも置いてる『ACCENTS(アクセンツ)』で自分たち用に記念品を物色したり、『Martin & MacArthur(マーティン&マッカーサー)』で母と弟へのお土産を購入したりもした。
ホテル以外にも、ただの信号機とかトロリーバスとか、目についた物も記録撮影。
ハワイに降り立った日には物珍しくて、目を輝かせて見てた街並みも、数日過ごすうちに慣れて、なんだか当たり前の光景みたいになってた。
だけどきっとあとになって、あんな物やこんな物があった、って思い返すに違いない。そう考えて、少しでも印象にあるなら、写真に残してしまえ、と。
そうしてあちこち歩いて、カラカウア通りの信号を渡ってるとき、「ハワイでそれはダメだよ」と突然話しかけられたので、そちらを見やると――警官?
ハッとして後ろを振り返り、今自分が歩いてきた場所を確認する。僕たち、Jaywalk(横断歩道外横断)はしてないはずだぞ。なんで?
焦りを覚えつつ顔を戻すと、男は何かを差し出す。違反切符でも出すのかと思いきや、『Smile』と書かれたステッカーだった。
そして、改めて男の服装を見て気づく。アメリカの警察の制服とは違うじゃないか。
ヤラレタ、コイツ警官じゃない。噂に聞く偽警官だΣ(>□<;)
ビックリしたかという感じで、僕の肩をバンバン叩いてくる。面倒な奴にからまれた……。
最初男は日本語も交えながら、僕や嫁と世間話をしてきたが、徐々に本題に入った。
いわく、ホームレスのための募金活動をやってるとかで、それっぽい資料や、これまでに募金してくれたという日本人のリストを見せてきた。
つまりこの観光客たちも騙されたんだな。金額も併記されてて、10ドルやら20ドルが多い。そんなに出すなよ(・ω・;)
男は親しげに笑いながら、当然僕らにも募金してくれと言ってくる。
僕一人なら金出さずにバイバイするとこなんだけど、嫁も一緒だから、万一危険なことがあっては困る。
幸か不幸か、その時現金は5ドル紙幣1枚とわずかな小銭のみ。5ドルで厄介払いできるなら良かろうと、それを差し出した。
一人5ドルなら、あともう5ドルか、なんて言いやがるので、空っぽになった財布の中まで見せてやった。
さすがに諦めたようだったが、「オ~、貧乏ザムライ」と男は苦笑い。ちげーよ、海外で現金は持ち歩かない主義なんだ(-"-#)
それでやっとにこやかに男は離れてくれたが、なんともイヤ~な気分(-o-;)
あまり気にしないことにした。両替する手間が省けたわ。
とまぁ色々あったけど、旅行を通じて撮影した写真は353枚に上った。
お陰で、少し時間が経った今でも、鮮やかに記憶が呼び覚まされる。
名残を惜しむひとときも取れたし、有意義な朝だったと思う。