5日目~ダイヤモンドヘッド山頂からの日の出

2013年1月17日木曜日 23:51
5日目の朝はこれまでよりもっと早起き。『Diamond Head(ダイヤモンド・ヘッド)』に登って、山頂から日の出を見るためなんだから、当然だ。
二人とも眠い目をこすりながら身支度をして、オプショナルツアーの集合場所へ向かった。
ほぼ時間通りに、ワゴン車に乗った自称イケメンのオッサンが迎えに来たので、その車に乗り込む。
同じツアーに参加してたのは、僕たちを入れて3組。少ないようにも見えるが、ダイヤモンドヘッドに行くツアーは、他にも色々あるしね。
そもそも、公共交通機関を使って行くことができるのならそうしてるところだけど、こんな早朝からバスは動いてない。そこで一番安いツアーに申し込んだ次第。

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ダイヤモンドヘッドは、標高232メートル、ワイキキのシンボル的な山。ダイヤモンドヘッド・クレーターともいって、つまりは火山口ということだ。山頂までは約1キロの行程で、昔軍事利用されてた名残で登山道がある。
シュノーケリングとこの山のトレッキングが、僕が出したハワイ旅行の希望だった。
山登りといっても難しい所じゃないし、こんぴらさんの奥社まで行けたんだから、リンちゃんでも大丈夫のはず。

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暗くてわかりにくいけど、光が見える辺りが山頂。

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ほぼ同じ場所を、明るくなってから撮った写真がこれ。
ここから行程の写真はわかりやすいように、下りるときに撮った写真を使うことにする。

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始めは舗装路がある。
同じツアー参加者である中年のご夫婦が先導するようなかたちで、進んでいくことに。僕らにとっては丁度良いペースメーカーとなった。

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しばらく行くと舗装された道が途切れ、溶岩が固まったような道に変わる。ちょっと歩きにくいけど、まだまだ簡単。

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さらに進むと74段の階段が現れる。事前に調べてたから、特に驚かない。
この辺でご夫婦が息切れしたので追い越したけど、ペースを落とさず登っていった。

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かつては照明が無かったというトンネルへ突入。早くも下りてくる人たちがいて、すれ違うんだけど、狭い。

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トンネルを抜けて角を曲がると、今度は99段の真っ直ぐな階段が。
「えぇ、うそぉ~!?」と後ろから来た女の子が、これを見て嘆きの声を上げてた(笑
確かに急な階段だけど、こんぴらさんなんてそれが何百段も続くんだぞ。嫁も含め、ここも計算づくだから余裕だ。

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ストレートの階段を上がりきると、建物のような所に入って螺旋階段。ゴールはもうすぐ。

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最後は身を屈めないと通れない通路。頭を打たないように注意して進む。

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そして山頂に到着。掛かった時間は、大体30分弱ってとこかな。
空は薄っすらと明るい。
すでに多くの観光客が、その時を待ち構えてた。僕たちも見る場所を確保。

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てっぺんから見渡すと、火口の形がよくわかる。まる~い。
近くにいた女の子グループにカメラを頼まれたり、こちらも撮ってもらったりしたけど、黄色く染まった空が白飛びし、上手く写らなかった。こういうときだけ高性能のカメラが欲しくなる。

7時10分。もうすぐ陽が昇る。

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「わあッ」
その瞬間、どこからともなく歓声が上がる。
僕たちも日の出に見入った。美しい……!朝日というよりは夕日のようなオレンジ色。こんな風に夜明けを見たのは、いつ以来だろう。
嫁もスゴク感激してた。一緒に行けて、ホント良かった(^-^*)

――来年の年賀状に使うかな、コレ(何

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