あわじ花さじきのコスモス

2015年10月19日月曜日 12:28
海を臨む丘に広がるコスモス畑が観たい!それが淡路島を訪れた最大の目的だ。
秋といえば紅葉もいいけどコスモスもいいよね、どうせ観るなら見渡す限りの一面の花々に囲まれたいね。そう嫁と話し合って向かったのが、あわじ花さじき。

松帆アンカレイジパークから淡路IC方面まで戻り、県道157号を南下する。アップダウンを繰り返しながら徐々に登っていくと、あわじ花さじきに到着した。
左手の駐車場に入り車を停めたけど、結構埋まってる。ここまでほとんど他の車と会わないという、まったりした道程だったのに、みんな集まってんだな~。
休憩所の脇を抜けて、まずは展望デッキへ。歩いてく途中から、嫁は早速足元の花壇を撮り始めてた。楽しみにしてたのかな。

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木造のデッキのすぐ下には、『天空の花園』と名付けられた花壇。
顔を上げていくと、公園全体が見渡せ、そのさらに向こうには大阪湾が。
あっちへ行こう、って嫁を誘い、丘を下りていった。

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『癒しの花園』のコスモスはまだ蕾が多く、三分咲きといったところ。だから全然人がいない。それでも充分綺麗だし、気楽にのんびり散歩できる。これはこれで良いな。

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嫁がしゃがんでローアングルから撮影してたので、こっち向いてもらった。コスモスの奥にススキがあり、海には船が浮かんでる。こういう絵はなかなか見られないと思う。

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展望デッキのほうを振り返ると、折り重なった傾斜の緑と花のピンクが美しい。ここいらが満開になったら、さぞ絶景だろう。
一眼レフを構えたおばさんがいて、あの歳の女性で本格的なカメラを趣味にしてることを、スゴいと思った。
僕らは僕らで、綺麗な景色に夢中になって、コンデジのシャッターを押しまくった。30分以上、二人ともウロウロしながらそんなことを繰り返したよ。

途中、老夫婦に写真を頼まれて撮ってあげたんだけど、この辺りよりももっと花いっぱいの所で頼んだほうがいいよ~。なんて思ったりしたけど、仲睦まじく楽しそうにしてたからいっか。

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下ってきた丘を登り、今度は見頃を迎えた『ふれあいの花園』へ。
サルビアが白、紫、赤と続き、その先にはコスモス。花々が成すカラフルなラインはもう見事としか言いようがない。

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そしてこの、視界を覆い尽くさんばかりの満開のコスモスたち!ため息が出るほど綺麗。
あちこちからも感嘆の声が上がってた。おばさんたちが多いのは、やはり平日だからか。

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今回も嫁の広角カメラで自撮りにトライ。この写真だけ拝借した。地味にむずいね、自撮り。

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真っ青な快晴の空に色とりどりのコスモスが映える。
黄色いコスモスって初めて見た。イエローキャンパスっていう品種だそうだ。

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主役になってくれそうな一輪を接写。僕のカメラはマクロ撮影には強いなぁ。

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斜面を埋め尽くす花畑と水平線。この景色が観たくて来たんだ。天気も最高!見頃かどうかより、確かにこれは、天気の良さのほうが重要かも。

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美しい景観に魅了され散策してると、パカパカと蹄の音が聞こえてきた。音のするほうを見やると、馬に乗った人たちがいるじゃないか。どうやらすぐ近くに乗馬クラブがあって、花さじきを散歩するコースがあるらしい。
全部で馬は4頭いたんだけど、先頭の白馬が最も絵になると思い、フレームで切り出してみた。なんだかストーリー性のある一枚になったような。そんなの無いケド。

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花園の端っこには、追いやられたようにサンジャクバーベナが咲いてた。
そこへ丁度クロアゲハが蜜を吸いに飛んできた。シャッターチャンスだ!動き回る被写体は苦手なんだけど、自分なりに上手く撮れた。ちょっと嬉しい。
蝶が花に留まるさまを、たまたま傍にいたカップルも眺めてたんだけど、彼女のほうが黒い蝶を「キモい」ってバッサリ切り捨てた。彼女が喜ぶと思って教えてあげたであろう彼氏のほうが、僕は不憫で仕方なかった。そりゃあ蝶といっても虫の一種だけどさぁ、可愛げのある反応をきっと期待してたと思うんだよ。

さて、コスモスを中心に様々な花に囲まれ、嫁も僕も大満足。ホント、素敵な公園だ。これが無料なんだから。
まあ勝手なイメージで、花さじきってもっともっと広いと思ってた。とはいえ、結局1時間半まったく飽きずに観賞したんだから、これくらいが丁度良い。
他の季節に訪れても楽しそうだ。

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