淡路島といえば花の島。爽やかな秋を迎え、今年は淡路島までコスモスを観に行こうと考えた。
もうひとつ、淡路島といえば国生み神話の舞台でもある。だから、神社巡りを合わせてやろうと。
また、淡路サービスエリア（以下淡路ＳＡ）も面白そうと判ったので、そちらにも寄ることにした。

淡路島まで車で１時間。淡路ＳＡの大観覧車の営業時間が９時からとのことで、いつもよりは遅い出発。ちょっと寝坊したけど問題ない。
平日の通勤時間帯だったが、大した渋滞も発生せず、スムースに行けた。阪神高速から神戸淡路鳴門道に入り、明石海峡大橋を渡る。大きな橋の上を走るのは気持ちが良い。
すんなり淡路ＳＡ下りに到着。

この淡路ＳＡはちょっと変わってて、上下線を自由に行き来できるようになってるし、一般道からも入れる。上下線を行き来できるということは、Ｕターンもできちゃうということに。さらにハイウェイオアシスって施設にも行ける。とにかく、あちこち好きなように回れるのだ。

下り線にある大観覧車が目当ての僕らは、まずそちら側のスナックコーナーで朝食を摂ることにした。
悩んだ末に選んだのは、淡路玉ねぎラーメントマト味とメンチカツ。嫁は淡路牛コロッケのほうが食べたかったそうなんだけど、生憎売り切れ。このふたつを二人で半分ずつ食べることにした。
スナックコーナーのシステムが便利で、食券を自販機で買ったら、それが厨房に即座に伝わる仕組み。食券を持ったまま空いてるテーブルに座れば良い。番号が呼ばれたら取りに行くのは、普通のフードコートと同じだ。お茶もセルフサービス。
淡路島の特産品、タマネギのスライスがトッピングされたラーメンって面白いし、トマト味なら朝からでも食べられそう。そう思って選んでみたんだけど、実際あっさりしてて食べやすかった。タマネギが意外とマッチする。ラーメンなんだけどミネストローネっぽくもある。
メンチカツはただのメンチカツだった。それなりに美味しいけど。


おなかが満たされたら、展望広場に出てみた。
明石海峡大橋と神戸の街並みが一望できる、実に爽快な景色。雲ひとつない空がまた清々しい。良く晴れてくれたな～。嬉しい。


広間の真ん中には、本州四国連絡橋のシンボルキャラクター“わたる”の置物があった。どうやらこの上にカメラをセットして、記念撮影できるようにしてあるようだ。色んな人が代わる代わる写真を撮ってた。わたる人気だな。


９時を過ぎたのを確認し、大観覧車の乗り場に行く。他に客はおらず、自分たちがこの日の第一号。
大阪で味を占めたので、今回もシースルーゴンドラ狙い。乗り場に着いたら丁度それが下りてきたところで、すぐ乗ることができた。日中のほうが足元にハッキリ地上が見えるから、高所恐怖症にはまず無理な乗り物だなと改めて思った。僕は高いとこ好き。


３６０度見渡せる頂点付近からの景色が絶景。瀬戸内海もこうして見れば綺麗だ。
ガラスが反射して写らないように工夫して撮った。

観覧車のあるサービスエリアって、日本でここだけらしい。それに大橋を臨む展望台、オリジナリティのあるフードコート。全国でもトップクラスという人気に納得。
帰りにも寄ろうか、なんて嫁と話し、淡路島観光に乗り出したよ。