東映太秦映画村
2013年10月28日月曜日
23:58
祇園でお茶して土産も少し買って、次は東映太秦映画村へ。ここは完全に僕の趣味で、嫁を付き合わせただけ。一度行ってみたかったんだよ、時代劇好きなんでσ(^-^;)
カーナビ任せで向かったところ、ホントにこんな場所にあるのかと、疑いたくなるような狭い道を走らされた。渋滞考慮してくれたのかも知れないが。
なんとか無事に到着したものの、あんまり目立ってないのね、映画村って。遠目にもっと判るもんだと思ってた。
警備員に従い駐車場に入って、駐車料金支払って、車停めて。
チケット買ってエントランスの建物を抜けると、そこはドラマのセットの中。
でも見て回る前に、『開花亭』にて昼食。パフェやら食べたあとなんで、きつねうどんで軽く済ませた。
それから村内をぶらぶら。
江戸の町三丁目広場の、この“如何にも”って感じがたまらん。こーゆーのが見たかったんだ(・∀・)
見るだけでなく、自分の足でうろうろできるのが、また良い。全部じゃないけど、家の中にも入れるし、調度品も置いてあって臨場感がある。ただの張りぼてではない。
僕にとってのメインは、『ちゃんばら辻指南』。プロの役者さんが、目の前で殺陣をやってくれるというもの。
直近のが始まるまで30分ほどあったが、まだがらがらの椅子に掛けて、のんびり待つ。
全然人が集まらないから、そんなに客少ないのかと思いきや、あと10分くらいになったらぞろぞろ増えて、あっという間に囲みができた。
今回見た筋書きは、剣術に長けたおてんば姫が、お忍びで城下町を歩いてたら、浪人に襲われ……って感じ。なんつーか、ありがちな設定が解りやすい(笑
姫の顔見知りとして、一人観客が話に巻き込まれたりして、結構ギャグ要素が強い。
肝心の殺陣は、すぐそこで繰り広げられるから、なかなかの見応え。やっぱり切られ役が巧いな。
寸劇のあとは、選ばれた観客3人に殺陣を教えてくれるコーナー。
挙手で参加表明できて、家族連れの中の男の子と、時代劇ファンという女性がすぐ決まり、最後は仲間に半ば無理矢理手を挙げさせられたおばちゃんで締め切り。
役者さんたちに正段の構えや、鍔競り合いから抜き胴の流れを教えてもらい、最後にBGM付で実演する。その中もギャグたっぷりで、笑いが絶えなかった。
あとで嫁から、ハルくんも出れば良かったのに、って。いやいや、剣道経験者が出てったら全部普通にできちゃうでしょ。でも、それが見てみたかった、とさ。白けると思うんだけどな~(^▽^;)
それからまた散歩して、浮世絵美術館に寄ってみた。もちろんレプリカ。富嶽三十六景を一つひとつじっくり鑑賞したら、目が疲れてしまった。
ちょっと覗いてみたかったのが、銭形平次の家。
神棚に十手と投げ銭置いてあるかな~と確認したら、どちらも無い。
なんか拍子抜け。それがあってこそ、平次の家だろう。
盗まれる可能性を考慮したからかも知れないけど、セットに固定してしまうとか、やりようはあるだろうに。
と、ファンがぼやいてみる(ぇ
吉原通りでは、嫁が女郎に。こうやって遊べるのも良いな。
忍者屋敷などアトラクションもあるけど、僕らは入らず。そっちにはそんなに興味ないんで。
ほとんど歩き回っただけだったけど、充分満足。
付き合ってくれた嫁も、意外と楽しめたようで。