カフェ ティッペルと阿蘇くまもと空港
2023年5月12日金曜日
20:07
高千穂旅行もいよいよ終盤。全体的に前倒しして予定をこなしているものの、プラスアルファするには中途半端な時間だ。阿蘇神社とか、もうちょっと阿蘇方面回れたらラッキーくらいに思っていたけど、距離的に厳しい。それならお土産探しも悪くないなと思い直し、草部吉見神社から国道325号線に戻ってすぐの、奥阿蘇物産館に寄ってみた。行きに見かけて、へぇ、そんな所があるんだ、寄ることはないだろうけど、なんて言っていたのが伏線になってしまった。でもこれがアタリ。高菜漬けやご当地ラーメンなど、阿蘇の名産を買うことができた。行ってみるもんだねぇ。
ここらで最後の休憩。調べて気づいたんだけど、南阿蘇にはオシャレなカフェが多い。その中から嫁にいくつかピックアップしてもらった。
物産館から30kmほど走って、第一候補のお店へ。駐車場は空いているし、お店も開いているようなので、ここで決まり。
熊本県阿蘇郡南阿蘇村の『
内装も凝りに凝っている。所狭しとくるみ割り人形などのおもちゃが並び、独特の愛らしい空間をつくり上げている。
テーブルの上の小物まで同じテイストで揃えてある。
凄い、ここまで徹底されていると、ドイツの村に迷い込んだかのよう。
嫁も大喜びでキョロキョロ。そうしていると、人の良さそうな店主と思しき男性が、写真を撮ってSNSに上げていいですよ、それが店のためにもなりますから、と声をかけてこられた。巧い方法だなと感心するし、こだわり抜かれたお店だもの、とても好感が持てるし、シェアしたくもなる。
甘いものを少しだけと思い、バウムクーヘン1皿を嫁と分け合った。飲み物はアールグレイ。もちろんこれも、ドイツから取り寄せた茶葉が使われているようだ。バウムクーヘンはミルクの優しい甘みが美味。
良い所でひと休みできたなぁ。
外輪山を通り過ぎていくと、戻ってきたなとしみじみする。ガソスタで給油してからレンタカーを返却し、空港まで送ってもらった。
熊本空港の愛称は「阿蘇くまもと空港」。2023年3月に、新旅客ターミナルビルがオープンしたばかり。せっかくなので、あちこち見て回ってみた。
インフォメーション近くのパネルには、各エリアの混雑予測が表示されていて、イマドキっぽくて便利。
展望デッキに向かう4階の通路からは、3階のショッピングエリアが見下ろせた。木材を活かした天井のデザインもよく見える。
商業施設は、出発ロビーのほうが充実しているようだ。となれば、さっさと保安検査場を通過してしまおう。
帰りの便は夕方とあって利用客が多いようで、中型機。手荷物を預けずに済んだ。
お土産屋さんがいっぱいあって、ここでも良い買い物ができた。奥阿蘇物産館で見かけた、みなみ阿蘇ビールもあった。
もうひとつ、「あか牛」も阿蘇名産で、空港でこれが食べられるというので、小腹を満たしに行くことにした。フードコートにある『あか牛食堂よかよか』で、あか牛丼を注文。そこまでおなか空いていなかったから、嫁と半分こ。1人前をこうやって食べられるのは、フードコートのメリットかもしれない。で、これがまた美味しい。座席に余裕があったから、落ち着いて食事できたのも嬉しい。幸せ。
伊丹までは定刻通りのフライト。リュックを座席上の収納棚に入れる際、小型機とのサイズ差を実感した。全然違うね。滑走路に向かう途上、窓にぽつぽつと雨粒が。まるで、旅の終わりを待っていてくれたようなタイミング。
伊丹空港に着いたら、駐車場の愛車に乗り込む。やっぱりうちの車のほうが運転しやすいなと思いつつ、帰路に就いた。渋滞もなくスムースに帰宅。
1泊2日とは思えないほど、盛りだくさんの満ち満ちた旅行になった!天候に恵まれたのも大きいけど、自分たちに合った旅程の組み方のコツが、ようやく掴めてきた気がする。