月夜見宮

2015年3月6日金曜日 07:40
外宮の別宮べつぐうの中で、唯一宮域の外にある月夜見宮つきよみのみや月夜見尊つきよみのみことに会いたいということで、こちらへ行くことにした。
月夜見尊は月の神で、天照大御神あまてらすおおみかみの弟の一人。その太陽の神と対になる存在なので、嫁が行きたいと。

外宮を出て西に向かっていれば、そのうち案内か何か見つかるだろうと踏んで、適当に歩く。そしたら当てが外れて、何も見つけられないまま伊勢市駅西に続く県道37号に出てしまった。
こうなったのはやはり、いつもと違って思い付きで立てたプランだからだと思う。ちゃんと地図見てれば避けられたはず。

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で、若干しょんぼりしながらとぼとぼ駅に戻ろうとしてたら、道標を発見。案外なんとかなるもんだな。

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正面には出られなかったけど、見えてきた。
あとから改めて調べたら、外宮の北のもう少し西から、神路通かみじどおりといって外宮と月夜見宮を繋ぐ道があると判った。

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ここの鳥居も新しくなってる。
外宮のことを豊受大神宮とも称するんだな。

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こちらでも手水舎で穢れを落とす。
この日は寒かった。念のためにとバッグに忍ばせてきたウルトラライトダウンが、大活躍だった。小さく畳めるのが、旅行には心強い。

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参道は短く、あっという間に社殿に着いた。
で、この先へ進んで良いのか、迷う。正宮の例もあることだし……。辺りに他の参拝者も見当たらない。
しばしそこでおろおろしてたら、地元の方と思われる年配の男女数名がやって来て、砂利の敷かれた社殿の前まで行って、お参りを始めた。おお、そこまで進んで良いのか。
そんなワケで、僕たちも安心してお参りすることができた。

余談ながら、そのお年寄りの一人から、新聞らしき物を渡された。それが物凄い“右”寄りの内容で、うわぁ……となった。
世の中色んな考えの人がいるよな~という話でもあり。

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