Osteria Labbra

2015年3月5日木曜日 22:05
伊勢市駅に着いたら、北口改札から出る。
近鉄にとっては、隣の宇治山田駅が伊勢の玄関口らしく、そちらは駅舎が立派で駅前も栄えてると聞く。この伊勢市駅は、JR側はメインとなってるけど、僕たちが出た近鉄側のほうは、なんとも寂しい感じ。
そんな所で降りたのは、伊勢シティホテルに泊まるからだ。
線路沿いに東へ歩き、南の高架をくぐって、ホテルに到着。チェックインして、部屋に荷物を置いてひと息吐いたら、再び外へ。

ホテルから、今度は伊勢市駅南口方面へ進む。
その途上にある『Osteria Labbraオステリア ラブラ』がこの日のディナーの場所だ。
ホテル周辺でジャンル問わず美味しそうな店を探して、このイタリアンを選んだ。
外観からしてオシャレな店。

木曜の20時なんて飛び込みでも問題なさそうだったけど、予約しとけば何かと安心。
中に入って予約してる旨を伝えると、時間より少し早かったからか、ちょっとだけ待たされてから、席に通された。
先客は1組、職場の同僚の集いといった雰囲気の数人だけ。もう随分出来上がってるようすだ。
店内を見渡すと、内装も素敵だった。

ここはオステリアを名乗るだけあって、コースではなく気軽にアラカルトでオーダーする。
嫁とメニューを見ながら、何にしようか迷う時間が楽しい。
まずは食前酒として、自家製梅のワインを注文。珍しいってのと、自家製ってあたりに惹かれた。
料理は、前菜だのメインディッシュだの、コース仕立てにはこだわらず、食べたいものを頼んでいった。

グラスワインをお願いすると、ホールスタッフさんがボトルをテーブルまで持ってきて、選ばせてくれた。全然詳しくなくても、ボトルの形で判ることもあるから、これは有り難い。それに、ちゃんとどんなワインなのかも説明してくれる。
オリジナリティのある料理は、どれも美味しかった。一部塩気が強過ぎる物もあったけど、酒のつまみと考えればイケる。

それから、ホールスタッフの男性が非常に好印象。気さくでありながら、程よい距離感を保ってくれる。
ワインの説明も感じが良かった。
終盤、調理に掛かる時間を考えずに僕がオーダーした肉料理に対しては、お肉であればと他のもう少し時間の掛からない物を勧めてくれたりと、機転が利くのも見事。

オシャレで、お酒が美味しく飲めて、接客も文句なし。これが近所にあったら、頻繁に行っちゃうね。
旅先で、素晴らしい夜を過ごせたよ。

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