フランス料理レストラン『デ アドミラル』は、ホテルヨーロッパのメインダイニング。
旅行の計画段階で、一番迷ったのがディナーをどこにするか。色んなパターンを考えて、リンちゃんと一緒にあれこれ悩んだ末、中途半端にするより豪華にしようと、宿泊先にあって便利だしということで、ココを選んだワケで。

高級といっても所詮テーマパークのホテル内にあるので、特にドレスコードは無い。
とはいえ、あんまりカジュアルな格好もどうかと思い、僕はジャケットを羽織り、リンちゃんは着替えて化粧直し。

入口まで行くと、店員さんが席まで案内してくれた。
歩きながらざっと眺めたんだけど、他に客が――いない。つまり僕たちだけの貸切状態。大丈夫か？σ(^-^;)
ただでさえ園内も混んでなかったし、ホテルも空室多そうだし、加えて日曜だから仕方ないのか。結局あとから１組来ただけ。
静かなのは結構だが、かえってちょっと落ち着かないよな。

食前に、スパークリングワインで乾杯。
予約したのはサゼッションという名のフルコース。一皿ひと皿は丁度良い量だったけど、メインの肉料理食べる頃にはかなりおなか膨れてた。
周知の通り彼女のほうがお酒強い。だから今回は僕が潰れないように、ワインは僕に選ばせてもらった。僕より１杯多く飲んでたけど（笑
写真が無いのは、撮ったりせず優雅に食事がしたかったから。だから各料理の細かいことまでは思い出せないけど、楽しく過ごせたからそれで良い。
あんまり思い出せない理由は写真だけじゃなくて、そんな驚きのある料理が無かったから……なんだけどねσ(^-^;)
美味しいんだけど、オーソドックスっていうか。

それよりは店員さんのことのほうをよく憶えてる。
一番お偉いさんと思しきおじさんは、むしろ一番しっかりしてなかった。ワイン注ぐときに一滴クロスの上にこぼしても、そのままだったし。
ちょっとツンとした感じのにいちゃんは、運んできた料理の説明を終えるや、逃げるように立ち去る。逃げる前に料理について質問したら、きちんと答えてはくれたけどね。
好印象だったのは、チーズを取り分けたりしてくれたにいさんかな。程よく気さくに話してくれたし、感じも良かった。
ただ全体的に言えるのは、接客がこなれてないというか、野暮ったい。
料理も含め、一流は呼べないな～。

とはいえ、彼女とは楽しく過ごせたから、満足してる。