次なる目的地は東京タワー。
僕は中学生の頃に一度訪れてるけど、嫁は行ったことがないというので、スカイツリーと合わせて行くことにした次第。ちょこちょこ寄り道してるものの、初日のメインはふたつの塔に昇ることなのだ。
月島駅から再び都営大江戸線に乗って、元来たほうへ戻り、大門駅へ。
Ａ６出口から出たら、撮影ポイントを求めて増上寺を目指す。
増上寺は、寺なのに拝観無料なのがイイね。


東京タワーと大殿だけでも映えるが、こどもの日が近いとあってこいのぼりが泳いでおり、より日本を感じさせる素敵な絵になった。風をはらんでなびいてる鯉と一緒に見られるのは、この時季ならでは。なんだか得した気分。


場所を少し移して芝公園。
緑の公園から青い空へ突き抜けて立つ赤いタワーの、コントラストが美しい。
ここも都会の喧騒は無いし、バラが咲いてたりして、嫁とのんびり散歩を楽しめた。


足元まで近づいてそそり立つ姿を見上げるのは、べたではあるけどやりなくなる。快晴が気持ち良い。

フットタウンに足を踏み入れると、二十数年前のことを思い出させてくれた。雰囲気は変わってないなぁ。
ここまで混雑らしい混雑に出遭わなかったけど、チケット売場前はさすがに大行列だった。色んな人種の海外観光客の姿が目立つ。外国人にとっては、やっぱり“ザ・東京”なのかな。
チケット買って大展望台まで上がるのに、３０分弱掛かった。こーゆーのがシンドイ。
着いたらすぐに特別展望台に昇る。こちらは１０分も待たなかった。昔ここまでは行かなかったんだよな。外階段を歩いて下りたっけ。


特別展望台から北西方向を臨む。六本木ヒルズに東京ミッドタウン、小さいけど国会議事堂、皇居、昨年できたばかりの虎ノ門ヒルズが見える。
方角的に富士山があるはずだが、この季節はまったく見えないね。
登山から始めたパノラマ写真、ビル群でやっても面白いや。


北東には、遠くに東京スカイツリーが見えた。あとで行きますよ～。


南東に目をやると、午前中にいたお台場が確認できる。こうして自分たちの行動範囲を、上から眺めるのも愉快だ。


今度は南側を縦方向にパノラマにしてみた。増上寺を中心とした芝公園から海と青空まで、目に映った景色を再現できた気がする。


大展望台に戻り、下まで下りる前にルックダウンウインドウでお約束。嫁はこの手の体験が好きみたい。

子供の頃とは違った視点で遊ぶと、また新しい魅力が見つかるもんだね。
嫁も楽しめたようだったし、定番中の定番スポットであっても、行く価値はあるってことだ。