新千歳空港ビル活用
2014年7月14日月曜日
23:59
美瑛からはさらに北上し、旭川鷹栖インターから道央道を乗って千歳まで南下するルートを選択。ドライブはもう充分やったから、手っ取り早く戻りたい。千歳までは4時間弱ってところ。十年前はこんな距離走ったら相当疲れたのに、今はなんともない。それだけ運転に慣れたってことだろう。
千歳に着いたら、レンタカーのお約束で、指定された最寄りのガソリンスタンドで満タン給油。あとはショップに戻るだけ。
が、ここから難儀した。カーナビがあらぬ所で右折指示をしてきて、素直に従ったら全然違う方向に向かってしまった。
ナビがコンパネに付いてるので、普段より視線を下に下げないと見えづらく、この2日間もあまり画面は見ずに、音声に頼ってきた。
その結果がコレ。最後の最後でヤラレタ。これだから使い慣れてないナビは……。
レンタル契約の注意書きに、カーナビに関する苦情は一切受け付けないという一文があって、苦笑するしかない。
無駄に遠回りしたが、無事にレンタカーショップに戻れた。
返却手続きは実に簡素なもので、キーを返したら、おじさんが車内と外側をぐるっと見ただけで、終わった。というか、それで終わりなのかさえ明言しない。
どしたらいいんだと佇んでると、空港への送迎バスに乗ってとのこと。あれ、ガソスタの領収書確認しないの?借りるときにそれが必要だって聞いたから、手に持っておいたのに。
こちらも最後にグダった。安かったから文句は言わないけどさ。スカイレンタカー……なんだかなぁ。
僕は、新千歳空港ターミナルビルを最後のレジャースポットと位置付けてる。土産物を選んだり、多少グルメを楽しむこともできるから、そのくらいの時間を確保しておいた。
自分たち用の土産に、雑誌で見て気になった『siretoco sky sweets』のシレトコドーナツ。ドーナツの穴から顔を出すクマゴロンが愛くるしい。
僕はトラみたいな縞模様が可愛くて、チョコチップを選んだ。嫁の選んだパンダ柄も可愛い。他にドーナツがネコになってるのも購入。
『小樽洋菓子舗 ルタオ』は小樽で本店の前を通り過ぎたほどだけど、お目当てのドゥーブルフロマージュは冷凍を保つ必要があるため、結局買わずじまい。家からネットで取り寄せることに。それを土産と呼んでいいのかは微妙だけど、便利には違いない。それに、美味しかったし。
他に、定番のじゃがポックルと、円山動物園白クマ塩ラーメン。
ウチの実家には、ネタで白いブラックサンダーとか。嫁の実家や職場へのバラ蒔き用も忘れずに。
この土産探しは疲れた。フロアが広いのもあるけど、メチャクチャ人が多い。
旅行中、人混みに遭ったのはここだけ。大自然を満喫してきたあとだけに、余計堪えた。
荷物を整理して、チェックインを済ませる。
疲労が顔に浮かんでるのを感じながら、ビル3階の北海道ラーメン道場へ。事前に店をチェックしておいたのに、名前をうろ覚え(ぉ
嫁がメニューから導き出してくれたお陰で、『函館麺厨房 あじさい』で味彩塩拉麺を食べることができた。塩気が身体に染みる。三割増しで美味かった。それ抜きにしても、スープと麺と具のバランスが良かったと思うよ。
座ってひと息吐けたことも、大きかった。
旅がいよいよ終わるなぁ。などと言ったら嫁に、家に帰るまでが旅行だと言われた。ごもっとも。
セキュリティチェックを抜けてから、空弁を買わないかという話になった。何せこの日は、中途半端な時間にばかり食事をしてる。夜にまたおなかがすいてくるんじゃないか。
というワケで、小腹を満たす程度で良かろうと、ミニ石狩鮨かにイクラをチョイス。
実際、帰宅する頃には少しおなかに何か入れたくなった。小樽の寿司には到底及ばないけど、弁当でこれなら、充分過ぎるほど美味しかった。
新千歳発は17時半頃。理由は判らないけど搭乗にやたら時間が掛かって、離陸が遅れた。ボーディングブリッジの上であれだけ待たされたの、初めてだな。帰るだけだから構わないけど。
神戸着は19時半過ぎ。今度はターンテーブルがなかなか流れ始めなかった。イライラする人もいるだろうし、気持ちも理解できる。だけど、次の日も休暇取っとくと、こんなにも心に余裕ができるもんなんだな~。
神戸空港からは、自分たちの車に乗り換えて帰路に就いた。あんまり流行ってない空港だけど、やっぱ近くて楽だわ。
1泊2日の北海道。ちょっと忙しない部分もあったけど、嫁と目一杯遊べた。計画で組んだタイムテーブルとほぼ一致した行動だったのには、我ながら驚き。
かの北の大地には、まだまだ行ったことがない、行ってみたい所がある。いつかまた、計画して行きたいなぁ。