京都東方即売会
2018年11月11日日曜日
21:25
今回のもうひとつの目的が、京都みやこめっせで開催の、東方Project「稗田阿求」オンリー同人誌即売会に一般参加すること。
大津と左京区って、地理的にも交通の便からもすぐそこなんだよね。組み合わせるにはうってつけだった。
イベント開始時間までに昼食を摂りたいので、そろそろ移動しよう。大津京駅まで歩き、まずは山科駅へ。
京阪山科駅の北口改札横の窓口で、『秋の関西1デイパス』に付いてきた引換券を渡し、『比叡山チケット』を入手。これで、京阪全線や京都市営地下鉄三条京阪~御陵間などが乗り放題になる。その名の通り比叡山巡拝に向いたチケットなんだけど、平安神宮最寄りの地下鉄東西線東山駅に行くにも使える。
ただややこしいのが、京阪と地下鉄が相互乗り入れしている路線ということと、山科駅は京阪にも地下鉄にもあるということ。全然わからなくて、最初地下鉄の改札にチケットを通そうとしたら受け付けられず、京阪山科駅に戻って、どうにかこうにかそちらから東山駅に行くことができた。誰か判りやすく説明してほしかったよ……。
こういう時独りって心細いな。と思う一方、誰にも迷惑かけないのは気楽だな。
会場のみやこめっせは平安神宮近くということで、何かしらご飯にありつけるだろうとノープランで向かった。が、意外と無い。
丁度開こうとしているところを見かけたお店の前で、少し待ってみたけど、開店準備中の方はこちらをまったく無視。気分を害したので、さらに表参道を下っていく。
すると、メニューボードを出している小奇麗なお店を発見。それが『Cafe&Zakka
僕が最初の客だったようで、席には誰もいない。店内もオシャレで落ち着く。
ボードで美味しそうだなと思った、いわし丼をオーダー。イワシの上に刻んだニンジンがたくさん乗ってて、実際美味しかったぁ。
僕のすぐあとに入店した一人の女性も同じ物頼んでて、店員さんたちも奥で珍しがってるように聞こえた。
機嫌の直った僕は、みやこめっせへ。イベント前の待機列の最後尾についた。この空気、懐かしい。同人誌即売会なんて久々だ。
今回参加したのは、東方Projectの3イベント合同。東方Projectといえば、“東方”だけで通るほど広く知られており、同人でも一大ジャンルを形成する。でも僕は元のゲームのことをほとんど知らない。ただ、古事記の編纂者の一人である稗田阿礼の子孫という設定の稗田阿求、古事記伝を記した本居宣長をベースとした本居小鈴といった、気になるキーワードに満ちたキャラクターのいる作品なのだ。
定刻になり、予め買っておいた入場証となるカタログを手に、前の人に続いて入場。
何は無くとも『わたり雪』さんのスペースに向かう。枚数限定でペーパー配布って言っていたから、早いに越したことはないかなと。開場直後とあってか、スペースには小さな行列ができていた。少し並んでからご対面。
サークル代表の駒碧さんとは、Twitterで仲良くしていただいているけど、オフでお会いするのは初めて。短い時間だけどお話させてもらって感じたのは、よく気が付く、ハツラツとして綺麗なお嬢さんだなぁと。
それから他のサークルさんを回って壁掛けカレンダーを買ったり、全日本幻想入り展の写真を鑑賞したり、人混みに疲れて場外のベンチで休憩したり。
混雑した場内は、上着を着ていると暑いほど。朝寒かったけど、厚着してこなくて正解だった。
久しぶりに感じたイベント特有の熱気と、戦利品を詰めたザックの重みに満足しつつ、会場を後にした。
まだ陽が高いから行動できたけど、人の多い所には行きたくなくなったので、真っ直ぐ帰宅。それでも、充実した一人旅になったよ。