手打ちうどん 松岡

2012年9月29日土曜日 23:54
高松からこんぴらさん方面に向かいつつ、綾川町にて2軒目のうどん屋『松岡』へ。

店の前をゆっくり走り過ぎてみたものの、危うく見逃すような立地。しかも、営業してるのか疑問に感じるくらい、灯りも見えない。車も一台も停まってないし。
少し先の駐車できるスペースに、とりあえず車を置き、行ってみる。暖簾は出てたんだし、確認してみようと。
すると、さっきまで全然無かった客の車が、店の前にズラリ。どうやらやってそうだ。

数年ぶりだというりこさんを先頭に、暖簾をくぐる。
中の雰囲気は昔ながらの飲食店。時代の流れとはまるで無縁のようだ。曇天だけど照明点いてないから、ちょっと暗い。

ここはまた注文の仕方が異なってた。
まず好きな天ぷらを皿に取る。僕はまたりこさんを真似て、やたらデカイげそ天を。店を知ってる人が取るんだから、美味しいんだろうと思って。
続いておばちゃんに、どのうどんかを伝える。かけ・醤油、大・小、ひや・あつ、と非常にシンプル。僕はかけ小を。すると、「あったかいのでええのん?」とやけにつっけんどんに訊かれたので、はいと返答。なんでそんな不機嫌なのおばちゃん(^▽^;)
どんぶりを受け取り、自分で薬味を入れたら、席に着いて食べる。
会計は後払い。食べ終わったら、どんぶりを返却し、おじさんに何を食べたか自己申告。客の良心を信じるという、日本の田舎だからこそのスタイルだ(・ω・;)
予備知識無しで行くと、戸惑うことばかりのお店かと。

ところで注文の際、瞬間的に色々迷ったんだよね。
さっきかけにしたから、今度は醤油にしようか。いやいや、違う味のイリコだしも試してみたい。ひやのほうが好きだけど、雨模様でちょっと肌寒いから、やっぱりあったかいの食べよう――という具合。
醤油にしようかなと呟いたあと、やっぱりかけにしよ、って感じだったから、先に醤油を頼んでしまったリンちゃんに、裏切り者呼ばわりされちゃったσ(^-^;)

店内の空気を乱しそうだったので、写真撮影はなし。
麺は角が立ってる。もっともちもちしてるほうが好みだけど。
つゆのほうは、イリコが結構前に出てる味。このくらいのが、僕は好きだな。
ボリュームのあるげそ天が、一番旨かった。あとで調べたら、この店を含む所謂『宮武系』の所に卸してる、天ぷら屋さんがあるのね。

朝食でも昼食でもない時間帯に、そこそこ客が入ってるのが、讃岐だな~。

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