こんぴらさん本宮
2012年9月29日土曜日
23:55
最近公私ともに忙しくて、ネタばかりが溜まる一方だけど、気を取り直して、香川に行ったときの続きをば。うどん食べる以外で僕らがやりたかったのが、金刀比羅宮(ことひらぐう)――通称讃岐のこんぴらさんを参ること。
本宮まで続く参道の石段が、785段もあることで有名だ。
『松岡』から参道入口までは、そんなに遠くなかった。
中央の高松から県の南西まで走ってるのに、1時間程度ってことは、やっぱ小さい県なんだな~と実感。
道すがら、りこさんがやたら謝ってたのが、妙におかしかった。
まず、彼女の住んでるマンション前に着いたとき、わかりにくくてすみません。複雑で見るからに危険な交差点を通るときには、危なくてすみません。『たも屋』でも、ちゃんと駐車場に案内できなくてすみません。
全部あなたのせいじゃないからσ(^-^;)
実は私が計画した道路なんですとかなら、話は解るケド(笑
気遣いのできる、人柄の良い人なんだな。
参拝者用駐車場という看板目指して走ってると、こっちこっちって感じで呼び込むオッチャンが、前を塞いできた。危ないな~と思いつつ、そっちの案内板を確認すると、同じ5百円。ならいいかと、オッチャンに従い駐車。
停めた僕らに近づいてきたのが、またがつがつした雰囲気のオバチャンだ。車のキーを預かる形式だということ、途中土産物を購入してきたら、駐車場代が無料になること、杖を貸してくれるということ、雨が降りそうなので傘を売ってること、ってな説明を押し付けがましくしてくれた。
傘は持ってるから不要、杖をリンちゃんだけ貸してもらって、そそくさとその場から離れた。
こんぴらさん周辺のパーキングって、なんか商売っ気強いな~(・ω・;)
りこさんいわく、悪質な所だと、借りた杖が実は有料で、あとから請求されるなんてケースもあるんだとか。仮にそうなっても、闘うがね。
さぁ、ここから先はひたすら石段を登っていく。
台風が近づいてる影響で、雨がぱらぱら降りだしたのが、面倒くさい。
嫁が心配してたのは、体力面からゆうなさんが登り切れるかどうか。杖も持ってないし。
入口付近には数多くの土産物屋が建ち並ぶ。それらを眺めながら進むんだけど、ゆうなさんとりこさんは、ずんずん先を行く。嫁と僕のほうが置いてかれそう。あれ(笑
土産物屋が見えなくなると、あとは石段のある山道に、石像や灯籠があるくらいなんだけど、色んなのがあるから、変化があって飽きない。
真っ先に息切れした嫁だったが、だんだん杖の使い方の要領を得たらしく、ペースが落ちなくなっていった。
すると、いよいよバテ始めたゆうなさんとりこさんに、追い付くという展開に。
丁度500段目。
ここには資生堂パーラーがやってるカフェ&レストラン『神椿』がある。
雨が止み、少し休んでいこうかと話も出たけど、全員まだ頑張れるとのことで、一気に本宮を目指して登り続けた。
四人ともペースが掴めてきたからか、そのあとも喋りながら進むだけの余力があった。
そして、いくつかの団体客を抜き、本宮に到着。
天気が決して良くない日だったけど、思った以上に人がいる。それも、お年寄りの姿が目立つ。元気やな~。
もちろん若者やカップルも結構いた。
なにやら騒がしいなと思ったら、結婚式が執り行われてるもよう。そんな日に当たったのは、めでたいし縁起が良いね。
二拍二礼でお参りしてから、四人で記念撮影。
こーゆー証明写真みたいなのは好まないんだけど、誰と一緒だったかを残すには具合が良いし、購入した三脚をまともに活用した初めての機会でもあったσ(^-^;)
ここから見える景色もなかなかのもの。
晴れてたらもっと綺麗だったんだろうけど、讃岐富士とも称される飯野山は、標高は低いが形がとても美しい。
本宮まで登ったら、あとは下りる……のが大半。
ただ、僕らは続く。