デートの終わりは天保山大観覧車。
地上高１１２．５メートルは世界最大級ってことで、前々から興味があった。海遊きっぷを活用するならこれも乗るしかない。それも夜景を見るために。

夜の海遊館を満喫したら、またまた天保山マーケットプレースに行って夕食。たまには串かつも良いな～と、『串まる』に入った。
自分で串ダネ選んで自分で揚げる、食べ放題。学生時代に男友達とよく食べに行ったスタイルだったから、懐かしい。それが今は嫁と一緒なんだから、不思議なもんだ。
各々好きなものを食べ、仲良くワインを飲んだ。コーンとかは素揚げにしても美味しい。この日はやけにエビが美味く感じて、何本も揚げてしまった。

すっかり暮れた２０時半。天保山大観覧車のチケットを割引価格で手に入れ、３階のりばへ。
一般ゴンドラとシースルーゴンドラに列が分かれてて、僕らはシースルーをチョイス。一般ゴンドラは待ち時間ゼロだったけど、やっぱりどうせならシースルーに乗りたい。ただ、そんなたくさんは並んでなかったのに、３０分も待たされた。シースルーの数が少ないせいで、回転率が悪いからだ。

やっとのことで乗れたそれは、天井以外３６０度見通せるゴンドラだった。床も透けてる。高所恐怖症には乗れない代物だな。
ゆっくりと昇っていく。嫁と久しぶりに乗った観覧車で、その状況自体楽しかった。


そして、ゴンドラから見える夜景は、それはそれは待った甲斐があったというもの。大阪から遠く神戸まで、ぐるりと一望できる街の灯りがメチャクチャ素敵！シースルーの観覧車でなければ、この景色は拝めない。


空には三日月も輝いてて、実にムーディ。
嫁に喜んでもらえたのはもちろんだが、僕もかなり興奮した。
ロマンティックな時間は１５分ほどで終わってしまった。観覧車としては長いほうなんだけど、もっと乗っていたかったと思わされた。


降りたあとに、改めてライトアップされた大観覧車を見上げる。外から見るのもなかなか綺麗。
演出がいくつかあると聞いてたので、しばらく待ってみた。文字が流れたり、色鮮やかにパターンが変化したり。写真には失敗して、それらは手ブレしまくっちゃったケド。

ほぼ一日ベイエリアで過ごしたワケだけど、全然退屈しなかった。むしろ、デートとして文句なし。定番には定番なりの理由があるんだと学んだよ。
ホンット、楽しかった。