夜の海遊館
2015年9月20日日曜日
18:57
海遊館には何度も行ってるけど、夜に入ったことはなかった。昼とはまた違う、海の生き物たちの様子が見られるらしい。ロマンティックな感じもするし、今回は夕方17時を過ぎてから行くことにした。
天保山公園でお手軽登山をしたあと、天保山マーケットプレースまで戻り、『マザームーンカフェ』で休憩。なんだかんだで結構な距離を歩いてるから、こうしてひと息吐くのは大事だ。
半端な時間帯なのに、周りはパンケーキとかしっかり食べててビックリした。
僕らは時間調整を兼ねて、ジュースを飲みつつ足を休ませた。
17時になったら行動再開。海遊館の入口に向かった。
チケットブースにはまだまだ行列ができてたけど、海遊きっぷがあるから並ぶ手間なし。つくづく使える切符だよ。
夜といっても9月の17時はまだ明るい。さすがにまだ寝るには早いんじゃないかと思ってた。ところが……。
コツメカワウソたちは固まって、すぐ近くに人間がいるのもお構いなしに、スースーと寝てた。寝返り打つのが可愛い。
カリフォルニアアシカもぐっすり。へー、陽が沈む前でも眠るんだ。
ペンギンたち全体的には起きてるけど、一羽だけオウサマペンギンが早くも睡眠体勢。
って後ろのジェンツーペンギンは何を遊んでるんだ。上から降ってくる氷が目当てなのか、二匹が張り合ってるのか、とにかく向き合ってパタパタさせてるのが可愛いったら。
ホシエイさえも、水槽の底で動かない。エイはこうやって寝るのか。
魚の動きはゆっくりになってて、日中より群れをフレームに収めるのが容易。泳ぎながら寝る魚も多いらしい。
ジンベエザメも泳ぎが遅くなるらしいんだけど、寝てるんだかまだ起きてるんだか、僕には判らなかった。
色んな生物の眠る姿を見て回ったけど、一羽のイワトビペンギンがなんかおかしい。うつ伏せでくちばしを岩に乗っけるようにして休んでる。これは……寝てるのか?
寝姿とは関係ないけど、マンボウを嫁は気に入ったようだった。舵ビレを左右交互にヒョイヒョイ振るさまは、確かに愛らしい。のんびり泳いだり、底に頭をぶつけてジタバタしたりしてるのを見ると、自然と頬が緩んでくる。
遅い時間ということで、昼間よりも混雑は緩和されてるように感じた。SW真っ只中ということを考慮すれば、かなり空いてるほうだといえるかも。
活発に動き回る生き物たちを見るには不向きだけど、訪れるのが2回目以降なら、大きな変化を楽しめる。カップルはもちろん、子供たちの好奇心も刺激しそうだなぁ。