函館山の夜景とヴィラ・コンコルディアリゾート&スパ
2025年4月12日土曜日
08:33

前回の函館旅行では叶わなかった函館山の夜景を今度こそ観賞できたし、行き届いたホスピタリティで心地よく滞在できたし、至福のひとときを過ごせたよ!

ホテル裏手の駐車場の専用区画にレンタカーを置いて、ロビーへ戻ると、嫁はラウンジのソファでお茶を飲みながら待っていた。僕も並んで腰かけ、そこでチェックイン手続き。正面のマントルピースが、電気式だろうけどムードを醸し出している。
壁面の書籍やジャズCDを借りることができ、またウェルカムドリンクとしてコーヒーやワインなどが飲み放題。それと、スパの案内があった。残念ながら日程の都合で施術を受けられないけど、二泊ぐらいして一日はリゾートステイを楽しむくらいが丁度良いホテルだなぁと。

ホテルのグレードが反映されやすいポイントとして最近僕らがチェックしているのが、ドライヤー。ここはパナソニックのナノケアだったので、やはり高い。


糖分補給したら、元町公園を散策。山の上が晴れていることを確かめつつ、17時前に一旦ホテルに帰ってしばらく休憩したら、再びおでかけ。
日没10分前。函館山混雑状況を確認すると、屋上展望台は混雑しているとのこと。ロープウェイは5分間隔の運行にもかかわらず、山頂駅も混んでいるようだ。これは少し早めに行っておかないと、ディナーの時間に戻ってこられないかもしれないな。
南部坂を嫁のペースでゆっくり上っていくと、同じ方向に向かう人たちがチラホラ。また、函館山山麓観光駐車場にはたくさんの観光バスが停まっていた。
山麓駅に着いたら、前売りチケット持参なのでチケットゲートまで直接行けた。たまたま先頭になったのは僥倖。お陰で、ゴンドラでは夜景方向の隅っこを確保できた。ここに限らず、嫁を人混みから守る位置取りを心がけ続けた。上りながら見られたし心がはやるけど、写真を撮るにはまだ早い。3分がとても長く感じられた。
山頂駅下りの乗り場前には長蛇の列。上るのは良いけど、下るほうが時間を要するわけね。予定を繰り上げて正解だった。
屋上まではひたすら階段で。

最も混み合う時間帯なのは承知の上だったけど、フェンス際がホントすし詰め。でもね、意外とみんな行儀が良い。僕たちが夜景をバックにカップリーしようとしたら隣のカップルがよけてくれたりと、譲り合って楽しんでいた。長時間居座る外国人観光客のニュースも読んだけど、日によるんだろうか。
懸念していた気温は、数字よりも寒く感じたものの、ライトダウンジャケットで十分だった。
案の定下りは行列。ただゴンドラの最大人員が100人以上と多いからか、15分ほどの待ち時間で済んだ。ホテルの部屋で着替えるだけの余裕も持てた。

いつもならスパークリングワインで乾杯というところだけど、なんだかビールが飲みたい気分。そうしたら嫁も付き合うよと言ってくれたので、僕は「はこだてビール」のアルトを、嫁はケルシュをチョイス。自分が8年前と同じものを選んでいたことにあとで気づいたときには、笑っちゃったよ。

道産牛フィレのステーキは柔らかくジューシーで、ズワイ蟹のおにぎりは魚の出汁茶漬け風にして締めるのが面白い。デザートのパフェは、上から下まで変化に富んでいて最後まで飽きが来ない。
料理のサーブも申し分なし。調理方法などを理解している口ぶりで、説明がすんなり耳に入ってくる。ドリンクの追加注文の際は、窓に映り込んだ姿越しだったけどちゃんと目配せで気づいてくれた。
オープンキッチンスタイルだったので、若いシェフに直接お礼を伝えられた。美味しかったのはもちろんのこと、色んな味わいがあって楽しかった。
部屋に戻ったら、広々とした浴槽でゆったり湯につかり、ベッドで朝までぐっすり。

給仕係の女の子、食材の説明がいかにも文章丸暗記という話し方で、自分の言葉のようだったディナーのスタッフとの違いを感じた。別に不快ではないし、何の問題もないんだけどね。どこのホテルでも朝食会場はバイトが多いし、そういうものなのかなぁ。
他のテーブルで、和食が用意されている所もあった。連泊すると変わるんだろうか。
起床してすぐに身支度を済ませておいたから、食後早々に出立。
もっとゆっくり過ごしたいと思わせてくれるホテルだった。もし函館を再訪する機会があるなら、また泊まりたいね。
夜景も無事に観ることができた。函館の地を良い思い出で塗り替えられて、本当に良かったよ。