三十三間堂

2014年10月10日金曜日 23:56
鳥獣戯画鑑賞後、僕たちは真向かいの三十三間堂に行った。京都国立博物館を訪れた観光客は、結構同じこと考えると思う。
昨年の京都旅行で、計画段階では候補に挙がった場所。エリアがここだけ外れてるので、最終的に見送ったという経緯がある。
だから今回、ついでに寄るには絶好の機会だった。

三十三間堂――正式には蓮華王院というらしい。
拝観料を払い、靴を脱いで本堂に入る。
中には千体千手観音立像がズラリ。一部手入れ中で数体無かったとはいえ、千近い観音様が並んでる。会いたい人に似た顔があるとかいうけど、奥のほうなんてほとんど見えないし。

その手前に並ぶ二十八部衆像も見応えがある。
仁王とも呼ばれる那羅延堅固像(ならえんけんごぞう)見ると、つい『北斗の拳』を連想してしまう。
これらも平安~鎌倉時代に作られたんだな~。筋肉の表現とかメッチャ迫力ある。モチーフからデザインして彫り上げる、その発想力にも感嘆。鳥獣戯画でも感じたけど、凄いな昔の人。

中央に鎮座する巨大な千手観音坐像は、中尊(ちゅうそん)と呼ぶらしい。
その大きさとディティールの細かさに圧倒される。頭の飾りから台座に至るまで、手抜かりのない仕事っぷり。どれだけの時間を掛けて、どうやって作ったのか……思いを馳せてしまう。
仏教にはなんの関心もないが、仏像は立派な芸術品。素晴らしい。

ところで気になったのが、何箇所にも置いてあった賽銭箱や蝋燭など。拝観料以外に、まだ金を入れてくれというのか。信心や気持ちの問題ではあろうが、僕は出す気になれないな~。

予想より人が少なく、思ったほど博物館からは流れていないみたい。
修学旅行なのか小学生たちがいたのと、外国人観光客やカップルの姿が目立つ。京都の観光地の風景だ。

本堂内陣の柱間が33あるからその通り名が付いたという。奥まで進んでから振り返ると、その長さが改めてわかる。
しかも、そこまでびっしり像が整然と並んでるのだから、見所がたくさんあって当たり前だ。

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外から眺めても壮観。フレームに収まり切らない。青空とのコントラストが美しいな。
ついでと言ったけど、元々行きたかった場所。行けて良かったし、行って良かったと思った。

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