奈良県高市郡明日香村にある、元酒蔵の母屋をリノベーションしたオシャレなカフェ『cafe ことだま』。地元食材をメインにしたランチは、派手さこそないもののスゴク美味しい！１１時と１１時半開始分のみ席取り可能。人気店なので予約がオススメかな。女子旅ではウケが良いだろうし、デートに選べば株が上がりそうな気がする。

甘樫丘で万葉植物に時間をかけ過ぎた僕たちは、ちょっと急いで甘樫丘駐車場まで戻り、有料の石舞台駐車場まで移動。『cafe ことだま』にも駐車場はあるんだけど、入口がやたら狭いのと、そのあと徒歩での行動を予定してたからね。
お店には１１時丁度に到着。よし、間に合った。


着くなり嫁が開口一番、「カワイイ！」と。期待以上に反応してくれて、しめしめ。
入店して予約している旨を伝えると、靴を脱いで上がった先の窓際の席に案内された。窓際ってラッキーと思いきや、足下から冷えてくる。僕はまだいいとして、女性にこれはツラいぞ。
歴史ある建屋の再利用で小物使いも可愛く女子向けなのに、エアコンはあるけどスイッチがオフで、ストーブだけ。冷えは女性の天敵のはず。ここだけ改善してほしいなぁ。

落ち着いた雰囲気の店内には、カップルやおばさま同士、お一人様など、やはり女性客の姿が目立つ。そりゃそうだよね。


食事メニューはことだまランチのみ。店員さんがこの日の内容を説明してくれた。『柿葉sousuke』とのコラボで柿・柿の葉尽くしとのこと。
柿と蕪のサラダはドレッシングにも柿が使われてて、このドレッシングが美味しかった。紀州梅どりの鶏天は、柿葉塩か柿葉燻製マヨで。このマヨも美味。こういうソースが美味しい店は当たりだと思ってる。
なますにもキッシュにも煮物にもポタージュにも、果てはデザートと紅茶にまで、すべて柿か柿の葉入り。面白いね～。で、これが合うんだ。


デザートの入った小っちゃなお重がまた可愛らしい。
『珈琲屋ならまち』のブレンドコーヒーも気になったので、僕はそっちをチョイス。これもなかなか。

味に関しては文句なしの素敵なランチだった。結構ボリュームがあるので、男の僕のおなかも満腹。あの寒ささえ無ければ、完璧だと思う。暖かい時期に再訪したいもんだ。