BLEACHの謎解きラリーで遊ぶ

2024年11月4日月曜日 19:45
ニジゲンノモリは、兵庫県立淡路島公園内にあるアニメパーク。“二次元コンテンツ”の世界観を体感するのがコンセプトで、常設アトラクション以外に期間限定で様々なアニメとのコラボイベントを催している。
BLEACHブリーチ 千年血戦篇』とコラボしたのが、「『BLEACH』ドラマチック謎解きラリー inニジゲンノモリ 星十字騎士団シュテルンリッター 尸魂界ソウルソサエティ諜報篇」。アニメ放送の合間のCMでその開催を知ったんだけど、嫁が割と好きな作品で僕も付き合って視聴しているし、謎解きは二人とも好きなほうだから、ちょっと遊んでみようか、という話になった次第。『BLEACH』の設定を巧みに取り入れた解き方もあって、面白かったよ!

ニジゲンノモリの開園時間は10時。淡路島まで1時間もかからないので、朝はゆっくり支度して出発。近くに案内くらい出ているだろうと踏んで下調べを怠ったら、最寄りの駐車場を通り過ぎてしまい引き返すことになったものの、無事10時過ぎにE駐車場に到着できた。

公園の遊歩道まで進むと、早速イベントの限定フードキッチンカーが目に入った。どうやらまだ営業していないようだ。せっかくだから、ここでランチでもできたらいいな。
横のベンチの前には、石田雨竜がポツンと佇んでいる。何の説明もなく彼ひとりだけで唐突に感じたから、シュールでちょっと笑ってしまった。

「ぶらり霊場突撃の旅 浦原商店出張所」ということにしてある受付にて、使用する道具が一式入ったクリアファイルバッグをおねーさんから渡され、謎解きラリーの遊び方を丁寧に教えてもらったら、さあスタート。
マップの読み方にまだピンと来ていない部分があるけど、おいおい分かるだろう。

1つ目の謎の所には、黒崎一護。嫁が好きなキャラとのことで、記念撮影をお願いされた。良い天気で紅葉し始めた木々の中と、彼には不釣り合いなほど平和な光景だなぁ。肝心の謎は拍子抜けするほど簡単で、この調子だとあっという間に終わりそうだ。
と思いきや、4つ目まではテンポよく解いていけたけど、5つ目でつまずいた。ただ持ち運ぶのに便利なだけと思っていた、クリアファイルバッグも使うのか。二人でああでもない、こうでもないと試行錯誤して、どうにか解けた。その先も、さらっと解けるものから頭をひねるものまであったし、僕が先だったり嫁が当てたり、出題パターンが豊富でスゴく楽しめた。

また、緑豊かな公園内を歩くのがとても気持ちが良い。ウォークラリーだけど、歩かされているという感じがしない。単に謎解きで遊ぶだけではなく、自然を満喫できるのは魅力だなぁ。

解き方として感心したのが、「死神」の奥義「卍解ばんかい」にちなんで用紙を卍の形にしたり、「星十字騎士団」意識で星形にもしたりする必要があったこと。いやホント良くできてるわ。
そんなこんなで、2時間弱でクリア。ストーリーが、先日観たアニメと丁度リンクしていたのも、良かったね。

さてコラボフードでも食べようかなとキッチンカーに戻ったのだけど、営んでいる様子がない。当てが外れた。
仕方なく、淡路夢舞台へ移動し、グランドニッコー淡路のロビーラウンジで軽食を摂ることに。

ついでだから、百段苑ひゃくだんえんにも寄ってみよう。淡路夢舞台や明石海峡公園にはちょくちょく行くけど、ここはまだ行ったことがなかったんだよね。
正方形の花壇が100区画あって、キク科植物ばかりでそれらを埋め尽くす。この百段苑を含む淡路夢舞台の設計は、安藤忠雄の手によるものだ。

沈み始めた陽を浴びて、花はむしろ輝きを増している。

それに、花々の向こうに大阪湾を見渡せるのが良いね。この景色が実に淡路島らしい。

謎解きで遊びながらウォーキングしたり、百段苑からの勝景を眺めたり、たった半日でも充実した時間を過ごせたよ。

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