兵庫県立フラワーセンターのサマーイルミネーション
2017年8月6日日曜日
21:06
兵庫県加西市の兵庫県立フラワーセンターにて、サマーイルミネーションというイベントが開催されている。なんだかウキウキそわそわする夏の夜、ものは試しと行ってみたよ。
今年のサマーイルミネーションは8月の金土日と14日15日、点灯時間が18時から21時。17時以降の夜間入園料250円。年パス持ってる僕らには関係ないけどね。
加古川花火大会が催されるこの日、普段より空いてるんじゃないかという計算を働かせ、フラワーセンターまで車を走らせた。バイパス上から覗いた河川敷は、見物客でごった返してた。
バイパスを下りてからは道が空いてて、すんなり17時半過ぎに到着。ちょっと早過ぎた。駐車場ガラガラ。
ゲートをくぐり園内へ。中央花壇方面は柵で侵入禁止にしてあった。風車前花壇にも行けない。
どの範囲を歩けるのか端まで確認したところ、芝生広場から友愛の道を経由して四季の花壇までと、出入り口へのアプローチ、つまりイルミで飾られたエリアのみ通行可能のようだ。
事務所の西側には夜店が出てる。公園の職員さんが売り子やってるので安心だ。ざっと品目を挙げてみる。光るおもちゃ,かき氷,ハリケーンポテト(?),フライドポテト,唐揚げ,焼きそば。ほぼ定番が揃ってるので、お祭り気分に向いてるね。
嫁が確認しようと言うので『レストハウス フルーリ』の前まで行ってみると、事前予約が必要な野外バーベキュー以外にも、夜間特別営業用にトワイライトメニューが用意されてた。
それで思い付いたんだけど、夕暮れに来てここでご飯食べてたら、そのうち陽が沈むだろうから、それからイルミを楽しむ、っていうのが賢い過ごし方かも。
ちなみに、入口横の『テイクアウトカフェ emporter』や出口のギフトショップも営業してた。
僕たちはそれらにはお世話にならず、コンビニで調達してきた小さなお弁当を、ベンチに座って摘まんだ。嫁が無性に食べたくなったというお稲荷さん。梅が入ってて口の中がサッパリした。
日没は19時前。18時に電飾が灯りBGMも流され始めたものの、まだまだ明るい。
場所をテーブルのあるイスに移し、ぼんやり暗くなるのを待った。アヒルちゃんたちが寝床に整列して帰ってくるのが可愛い。
日の入りを迎え徐々に人が増えてきたけど、混雑するほどではない。そろそろ頃合いとみて、撮影開始。
亀ノ倉池越しに四季の花壇を望む。水面に揺らぐ青い光が幻想的。
観覧車は色を変化させながらゆっくりと回ってる。タコがいっぱいいたのは謎。面白いけど。
こちらの馬も首が上下に動くし立体的。
園内に古代鏡展示館がこの春開館したことに合わせ、それをモチーフにした物も。緑・赤・白・黄の紋様はおそらく四神を表してて、それぞれ青龍・朱雀・白虎・玄武かな。
その中央の古代鏡が並大抵ではない凝りよう。巧緻な細工に目を奪われる。手間暇かかってるよコレは。スゲー。
手前にも華やかな古代鏡が3つ。
噴水もライトアップされて淡く輝く。
花火。20キロ離れた所から響いてくる“本物”の轟音とともに。
『フルーリ』前は色合いが某聖誕祭っぽい。でも綺麗。
友愛の道の光のトンネル。20時半ともなると人影はまばら。シャッターチャンスが増える。
公式のスタッフブログで取り上げられてた三日月。見つけたときは嬉しかった!判りにくいけど顔があるんだよ。
芝生広場のラブラブコーナーで記念写真。三脚が最後まで大活躍した。
なんやかんやで長時間たっぷり満喫した。
観賞してる間は気づかなかったけど、二人とも十数か所も蚊に刺されてた。あとから痒い。それくらい夢中で楽しんだってことだね。
全体的に手作り感があり、あったかい雰囲気。スケールに圧倒されるとかそういうのはないけど、とっても素敵でほんわかした気分になった。