書写山の緑
2010年5月1日土曜日
23:55
GW直前にちょっと風邪気味になっちゃって、あまり元気には遊べない。そんなワケで、初日は人混みを避け、ゆったりと癒されようと、書写山へ行ってきた。もちろんリンちゃんと一緒だ。
麓から円教寺入り口までは、ロープウェイで。風邪気味でハイキングなんかしたくない。
このロープウェイの料金が高い。片道わずか5分の道のりを、往復900円。
境内に入るための拝観料に、また500円。神社と違って、寺に行くとやたらぼられるよな。
そこから先はちょっとした山登り。とはいえ、大した距離ではない。
普通に歩けば15分程度の摩尼殿(まにでん)までを、ゆっくりゆっくり20分以上掛けて登った。
道なりに小さな千手観音がいくつもあって、飽きさせない。
それに、新緑が綺麗でね……。このために来たってもんだよ。
この写真は摩尼殿の裏手を撮影したもの。
予想以上に立派だったんで、正直ビックリ。
他にもお堂が点在してて、さすがは西の比叡山と称されるだけのことはある。書写山……ナメてたよσ(^-^;)
中にも入れた。
そこで、まるで額縁に入れたような景色を発見。
摩尼殿からさらに奥に進むと、またまた立派な堂が。
左から、常行堂(じょうぎょうどう)、食堂(じきどう)、大講堂(だいこうどう)。
まさかこんな大きいのが、まだ三つもあるなんて。いやホント、書写山円教寺って凄いな。
かなり気楽に来ただけに、余計にねσ(^-^;)
三つの堂へ向かう途中に見えてた、大仏近くにあった大きな杉の木。
デカイ……。
樹齢およそ700年らしい。千年とまではいかないものの、その迫力に圧倒される。
凄く雰囲気のある空間。
新緑の木々に囲まれた、ふかふかの苔の舞台を、やさしい木漏れ陽が、浮かび上がらせる。
写真じゃその良さが全然伝わらないのが、もどかしい。
ロープウェイで下山。
近くの道路には八重桜の並木もあったり。
自然に癒しをもらえたよ。