お伊勢参らば朝熊をかけよに込められた伊勢の祈り

三重県伊勢市の東端にある 朝熊山 ( あさまやま ) 。その山頂に建つ 金剛證寺 ( こんごうしょうじ ) は、お伊勢参りが大流行した江戸時代、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と歌われた名刹だ。 今回が三度目の伊勢参宮だけど、まだ一度も「朝熊をかけ」たことがな...
2025年10月2日木曜日 19:55

本居宣長が生きた学問と商いのまち松阪

本居宣長 ( もとおりのりなが ) は江戸時代の国学者で、『古事記伝』を著したことで知られる。松阪の商家・ 小津 ( おづ ) 家に生まれ、医業のかたわら学問に励み、国学を大成させた人物だ。 『古事記伝』は全44巻から成り、執筆には実に35年もの歳月がかかっている。この大著は...
2025年10月2日木曜日 13:53

神服織と神麻続の機殿神社に響く機織りの音色

伊勢神宮では、毎年春と秋に「 神御衣祭 ( かんみそさい ) 」という特別なお祭りが行われる。ここでは絹で織った神さまの衣と、麻で織った神さまの衣が、内宮と荒祭宮にお供えされる。 絹織物の織り目の細かい布は「 和妙 ( にぎたえ ) 」、麻織物の織り目の荒い布は「 荒妙 ( ...
2025年10月2日木曜日 11:12

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