城崎マリンワールド
2014年11月15日土曜日
23:57
翌朝、ホテルで朝食を済ませたら、荷物をフロントに預けて隣の城崎マリンワールドへ。ちょっと歩いただけで休憩したがる義祖母がいるから、ココには行かないと踏んでただけに、この判断には驚いた。寄るには申し分ない立地だし、入場料半額券まで付いてるけど、主役は義祖母なワケで。義父たちが行きたかった場所に義祖母を連れてきた、という感がなくはない……。まぁ、それでも義祖母が楽しんでくれれば良いか。そのためにも、僕はホスト役に徹しよう。
城崎マリンワールドはいくつかのエリアに分かれてて、まずは『SEA ZOO』というエリアへ。
オオサンショウウオを見たりしてる義祖母たちを、カメラで撮る。記念撮影みたいな写真が好きじゃない僕としては、なるべく自然な姿を写したい。
イルカ・アシカショーの時間が近づいたところで、『SEA LAND』までそそくさと移動。先頭が歩くの速いんで、義祖母が置いてけぼりにならないか、気に掛けながら向かった。この際構わないんだけど、展示を楽しむ余裕はそんなに無いな。
ショーはかなり凝ってて面白かった。
観客の中から一人協力者を募集するコーナーでは、なんと義妹が元気良く挙手。おいおい、こーゆーのは普通小さい良い子たちに譲るもんじゃないのか。しかしそれは杞憂だった。子供は結構いたけど、誰も手を挙げなかった。必然的に義妹が選ばれるという事態に、僕らは爆笑。「だって、誰もおらへんし、楽しまな」とは義妹の談。相変わらずいいキャラしてる。
スタッフに教わった3つの動作でイルカに技をさせたあと、イルカからお礼のキスを頭に受けてた。なんでも、頭でというのはそういう指示だったのだとか。頬じゃないんだ。
それからストーリー仕立てのショーがあり、イルカだけでなくアシカやペンギン、セイウチまで登場。スタッフたちの熱演も手伝って、大いに盛り上がった。
観客を喜ばせよう、楽しませようとする思いが見えるようで、スゴク良いショーだった。こんなのもあるんだな~。
続いて向かった『Dolphin Tank』では、屋内プールでカマイルカのショーを見たり、生態について映像で説明してくれたり。すぐ間近でジャンプが見られるのが良いね。
『Tube』のトドプールには僕が最も気になってたアトラクションがあって、ご覧の通りのトドのダイビング。
あの巨体がすいすいと岩を登り、そこから豪快にダイブ!
何頭も次々登っては飛び降りるんだけど、そのほとんどは頭から着水するのに、1頭だけオカシイ奴がいる。
前ヒレを広げ胴体からバッシャーン。その水飛沫は一番迫力があった。エンターテイナーだな、奴は。
同エリアではペンギンの散歩もあって、これも自分たちのすぐ横を歩いていく。この距離の近さが魅力。
義祖母もしゃがみ込んで、楽しそうに眺めてた。今回のベストショットはコレだと思う。
他には、シーランドレストランで昼食を摂ったり、ショップでグッズを見て回ったり。
かなりあちこち歩いたけど、義祖母がそんなに疲れたようすを見せてなかったから、安心した。
全部回れてはいないし、正直あんまり見られてない部分もあるけど、ココが素晴らしい水族館であることは、よぉ~く解った。
行く前は、ちょっとナメてた。もっとしょうもない所だと思ってた。
だけど違った。次は嫁と二人でゆっくり回りたい。そう思わせてくれたよ。